酪農学園大学卒業後、公益財団法人動物臨床医学研究所にて勤務。その後、北海道大学附属動物病院 研修獣医師、北海道大学大学院獣医学研究科博士課程を修了したのち、酪農学園大学 非常勤講師、東京大学附属動物医療センター 特任助教、北海道大学附属動物病院 特任助教を歴任、現在は北海道大学大学院獣医内科学教室 助教として犬 •猫の消化器疾患の診療を担当。
講師からのメッセージはこちら
・内視鏡について、機器の特性から使い方などの基礎的内容をしっかりと学びたい
・内視鏡を用いて、消化管をくまなく診られるようになりたい
・総合診療医として各科のレベルアップを図りたい
・標準診療のための基礎のおさらいをしたい
・世界標準の知識をもった獣医師になりたい
・自分自身の経験に正しい知識を加えて、診断力を磨くための学習の場が欲しい
内視鏡をよく知り消化管をくまなく診ることで、内視鏡を使用する際の不安を解消しましょう。
本カリキュラムでは、消化管内視鏡の概要と挿入方法について解説いたします。
[隔水曜日配信] 各40~60分
【第1回】2024年3月13日
内視鏡を使用する目的/ 機器の操作方法とポイント
【第2回】2024年3月27日
挿入と検査のポイント①(胃/十二指腸)
【第3回】2024年4月10日
挿入と検査のポイント②(直腸/結腸)
【第4回】2024年4月24日
実践編①:生検(上部内視鏡/下部内視鏡)
【第5回】2024年5月8日
実践編②:異物摘出の準備と手技
【第6回】2024年5月23日
総括&質疑応答 【ZoomにてLIVE配信】
※第6回のみ木曜日開催です。予めご了承ください。
・・・・・・・第6回LIVE配信詳細・・・・・・・
第1回~第5回までの総括と、皆様から頂いたご質問に講師より直接ご返答いたします。
講義内容はもちろん、日々の診療についても質問可能です。
この機会に不安を解消して、明日からの診療にご活用ください!
※時間の関係上、すべてのご質問にお答えできない場合がございます。
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修了試験はオンラインにて執り行います。
第6回講義終了後1週間以内にCBT(Computer Based Testing)で実施する予定です。
「消化管内視鏡Basicコースって何だろう?」
本講座の話をいただいたときに率直に感じた疑問です。内視鏡下生検はベーシックなのか?内視鏡下胃瘻チューブ設置術や内視鏡下ポリープ切除術はアドバンスなのだろうか?ひとつひとつの手技を巡りながら、頭の中で検討を重ねました。
結論として、私が考える内視鏡のベーシックは「消化管をくまなく診る」ことです。私が大学院生のときに消化管内視鏡を学びながら感じていた不安は、「幽門を超えられるかなぁ」とか、「回腸口に挿入できるかなぁ」とか、主に消化管の観察に関連するものが多かった気がします。そして、これらの不安を解消するためには、内視鏡操作の向上もさることながら、機器の特性を学んだり、検査中に発生する様々なトラブルの対処法を知ることが何より重要でした。内視鏡をよく知った上で「消化管をくまなく診る」ことができれば、アドバンスの内視鏡下処置も問題なくクリアできるでしょう。
本講座では、上記コンセプトを中心に据えて、消化管内視鏡検の概要と挿入方法をお伝えします。また皆さんがよく遭遇する内視鏡下処置である生検や異物摘出の手技についても触れます。
6回の講義が終わるころには、消化管内視鏡が今より少しだけ好きになっているはずです。内視鏡は病院にあるけどあまり使っていないという方は、ぜひこの機会に眠っている消化管内視鏡を叩き起こしましょう!
私たちと一緒に、揺るがない消化管内視鏡の土台を作りましょう!
‐横山 望(北海道大学大学院獣医内科学教室 助教)‐
修了者には、後日、修了証書を発行・贈呈いたします。
全6講座とCBTを全て受講にて本カリキュラムの修了となります。
※決済者と受講者が異なる場合は予めacademy@eduone.jpまでご連絡ください
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