受講期間:2022/12/15~2023/03/14
「VETS ACADEMYベーシックコース」は、世界標準の診療を目指す獣医師のための学習プログラムです。
各科目、総合診療医が正しい診断を確実に導くための基礎知識を、5回のオンデマンド講義と1回のライブ講義で学んでいただきます。
一次診療医として、様々な疾患を正確に診断できるように、標準診療を実践している専門家が講義を行います。
さらに、ライブ配信の講義では、学習内容の確認や普段の診療での疑問を講師に直接相談できるため、実践を学んでいただけます。
本コースでは、まずは適切に使用し消化管の検査を行えるように、内視鏡の基礎知識や使用方法、また部位別の生検の仕方について解説いたします。
期間中はアーカイブの視聴可能なので、忙しくてなかなか決められた講義時間に間に合わない方、後から学習内容を振り返りたい方にも最適です。
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こちらのコースは満席となっております。
次回のご案内をご希望の方は、下記URLより必要事項をご記入の上お待ちください。
https://forms.gle/W74ihSDkmyW8Fxi26
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・内視鏡について、機器の特性から使い方などの基礎的内容をしっかりと学びたい
・内視鏡を用いて、消化管をくまなく診られるようになりたい
・総合診療医として各科のレベルアップを図りたい
・標準診療のための基礎のおさらいをしたい
・世界標準の知識をもった獣医師になりたい
・自分自身の経験に正しい知識を加えて、診断力を磨くための学習の場が欲しい
内視鏡をよく知り消化管をくまなく診ることで、内視鏡を使用する際の不安を解消しましょう。
本カリキュラムでは、消化管内視鏡の概要と挿入方法について解説いたします。
[隔木曜日配信] 各40~60分
【第1回】2022年12月15日
内視鏡を使用する目的/ 機器の操作方法とポイント
【第2回】2022年12月29日
挿入と検査のポイント①(胃/十二指腸)
【第3回】2023年1月12日
挿入と検査のポイント②(直腸/結腸)
【第4回】2023年1月26日
実践編①:生検(上部内視鏡/下部内視鏡)
【第5回】2023年2月9日
実践編②:異物摘出の準備と手技
【第6回】2023年2月22日
総括&質疑応答 【ZoomにてLIVE配信】
※第6回目は、LIVE配信にて総括や質疑応答を行います。ご参加お願いします。
修了試験はオンラインにて執り行います。
第6回講義終了後1週間以内にCBT(Computer Based Testing)で実施する予定です。
「消化管内視鏡Basicコースって何だろう?」
本講座の話をいただいたときに率直に感じた疑問です。内視鏡下生検はベーシックなのか?内視鏡下胃瘻チューブ設置術や内視鏡下ポリープ切除術はアドバンスなのだろうか?ひとつひとつの手技を巡りながら、頭の中で検討を重ねました。
結論として、私が考える内視鏡のベーシックは「消化管をくまなく診る」ことです。私が大学院生のときに消化管内視鏡を学びながら感じていた不安は、「幽門を超えられるかなぁ」とか、「回腸口に挿入できるかなぁ」とか、主に消化管の観察に関連するものが多かった気がします。そして、これらの不安を解消するためには、内視鏡操作の向上もさることながら、機器の特性を学んだり、検査中に発生する様々なトラブルの対処法を知ることが何より重要でした。内視鏡をよく知った上で「消化管をくまなく診る」ことができれば、アドバンスの内視鏡下処置も問題なくクリアできるでしょう。
本講座では、上記コンセプトを中心に据えて、消化管内視鏡検の概要と挿入方法をお伝えします。また皆さんがよく遭遇する内視鏡下処置である生検や異物摘出の手技についても触れます。
6回の講義が終わるころには、消化管内視鏡が今より少しだけ好きになっているはずです。内視鏡は病院にあるけどあまり使っていないという方は、ぜひこの機会に眠っている消化管内視鏡を叩き起こしましょう!
私たちと一緒に、揺るがない消化管内視鏡の土台を作りましょう!
‐横山 望(北海道大学大学院獣医内科学教室 助教)‐
修了者には、後日、修了証書を発行・贈呈いたします。
全6講座とCBTを全て受講にて本カリキュラムの修了となります。
※決済者と受講者が異なる場合は予めdigital@eduward.jpまでご連絡ください