受講期間:2022/11/16~2023/02/15
「VETS ACADEMYベーシックコース」は、世界標準の診療を目指す獣医師のための学習プログラムです。
各科目、総合診療医が正しい診断を確実に導くための基礎知識を、5回のオンデマンド講義と1回のライブ講義で学んでいただきます。
一次診療医として、様々な疾患を正確に診断できるように、標準診療を実践している専門家が講義を行います。
さらに、ライブ配信の講義では、学習内容の確認や普段の診療での疑問を講師に直接相談できるため、実践を学んでいただけます。
エコー検査は、現在の獣医療において必要不可欠な診断法となってきています。中でも腹部エコー検査は、腹部に関連したどのような症状においても常に適応させることができます。
本コースでは、いかなるシチュエーションでも見落としを防ぐことができるよう、腹部エコーの基本的な操作方法を解説いたします。
期間中はアーカイブの視聴可能なので、忙しくてなかなか決められた講義時間に間に合わない方、後から学習内容を振り返りたい方にも最適です。
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こちらのコースは満席となっております。
次回のご案内をご希望の方は、下記URLより必要事項をご記入の上お待ちください。
https://forms.gle/W74ihSDkmyW8Fxi26
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・腹部エコーについて、扱い方から学びたい
・基本的な使用を漏れなくマスターしたい
・総合診療医として各科のレベルアップを図りたい
・標準診療のための基礎のおさらいをしたい
・世界標準の知識をもった獣医師になりたい
・自分自身の経験に正しい知識を加えて、診断力を磨くための学習の場が欲しい
腹部エコー検査Basicコースでは、エコー検査の基本をはじめ、腹部エコー検査を行う意義や臓器別の検査方法を解説いたします。
臨床現場において、より有効的にエコーを使用できるように、検査のポイントを徹底的に説明いたします。
[隔週水曜日配信] 各40~60分
【第1回】2022年11月16日 エコー検査の基礎知識とポイント
・エコー検査の意義
・超音波の基礎知識と扱い方
・準備と流れ
・アーチファクトを防ぐ描出方法(毛刈り、体格etc)
【第2回】2022年11月30日 臓器別所見と走査①(消化管・肝胆膵)
・各臓器のチェックポイント
・走査の実際
【第3回】2022年12月14日 臓器別所見と走査②(泌尿器・生殖器)
・各臓器のチェックポイント
・走査の実際
【第4回】2022年12月28日 実技解説
・スクリーニング検査の行い方
・適切なプローブ選択
・適切なゲインやフォーカスの調整
・計測の行い方
【第5回】2023年1月11日 特に注意すべき異常所見
・加齢による変化や疾患における異常所見を紹介
・異常を見逃さないための走査のポイント
【第6回】2023年1月27日 総括&質疑応答 ※ライブ配信
修了試験はオンラインにて執り行います。
第6回講義終了後1週間以内にCBT(Computer Based Testing)で実施する予定です。
現在の獣医療において、超音波検査はなくてはならない診断ツールとなりつつあります。誰が検査を実施しても機器のモニターには何らかの画像が描出されます。
しかしながら、それが検査のための目的臓器であるのか、それが正常像なのか異常像なのか、そして治療が必要なのかなどを的確に判断する必要があります。
経験が全てといえば身もフタもありませんが、そんな中において少しでも、皆様方の日常診察の中で実施する超音波検査時のヒントとなれば幸いです。基礎から学べば自らそれが近道となります。
是非、一緒に勉強いたしましょう。
- 福島 隆治(東京農工大学 農学部 附属動物医療センター 教授) -
修了者には、後日、修了証書を発行・贈呈いたします。
全6講座とCBTを全て受講にて本カリキュラムの修了となります。
※決済者と受講者が異なる場合は予めdigital@eduward.jpまでご連絡下さい