てんかん発作を主訴とする症例は遭遇頻度が高く、特に初発においてはまずかかりつけとなる一次診療施設での対応が基本となります。本セミナーは、発作を主訴に来院した際の診断アプローチと想定すべきこと、長期を見据えたインフォームドに必要な知識について、「初発での来院」にフォーカスを当てて解説し、特に一次診療施設において備えておきたい基本を押さえた診断・治療テクニックを習得することを目的としています。
・初発のてんかん発作に対応できるようになりたい方
・特発性てんかんの診断や治療を学び直したい方
・専門医から長期を見据えた発作の管理の解説を受けたい方
■配信期間
2024年12月20日(金)~2025年2月14日(金)
■対象
獣医師
■受講料
4,500円(税込)
■プログラム
01. 発作を主訴に受診した症例で考えるべきこと
●想定すべき鑑別疾患
・ミオクロニー発作や脱力発作といった発作型分類の鑑別を、一次診療がどこまで考えるか
・どの程度の血圧であれば、高血圧からの反応性発作と考えてよいか
●問診からわかる情報と必要十分な追加検査
・食事が薬物の薬理作用に影響することから特発性てんかんと診断した場合は食事を変更すべきか
・てんかん発作の発現と環境因子に関連はあるのか
●重症度の見極め
02. その症例、治療が必要ですか?
●投薬開始の判断と第一選択薬
・てんかんの定義に合わないからという理由で初発発作を様子見してよいか
・それが脳炎や脳腫瘍を疑う年齢や犬種であった場合も同様の判断をすべきか
・投薬困難、或いは飼い主が投薬を嫌がる場合における治療の選択肢について
・重責発作の治療として、ジアゼパムかミダゾラムの選択に違いがあるか
●飼い主へのアナウンス強度
03. 飼い主の理解と協力を得るためのテクニック
●節目をスムーズに理解いただくための下準備
・高次画像診断のタイミング
・投薬開始のタイミング
・コントロール不良となった際の対応
●はじめから説明すべきこと、段階を踏むべきこと
・治療中のMRI検査の実施が必要であるか
※内容は予告なく変更する場合がございます。
今回は犬または猫が初めての発作(初発発作)を起こした場合の診断的アプローチについて解説していきたいと思います。てんかんおよびてんかん発作が中心となりますが、それらの診断を進めていく上で、てんかん発作と鑑別すべき幾つかの病態についても触れられればと思います。また初発がてんかん重積状態だったら・・・と場合についても実例を挙げて解説したいと思います。
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セミナ―担当 土居
メールアドレス:academy@eduone.jp
TEL:042-707-6137
日本獣医生命科学大学
獣医師/博士(獣医学) / アジア獣医内科学会 神経科専門医
1998年 日本獣医生命科学大学獣医畜産学部獣医学科 卒業
2002年 日本獣医生命科学大学大学院獣医学研究科 画像診断学 修了
2003年 日本獣医畜産大学獣医学部 助手
2008年 日本獣医生命科学大学獣医放射線学教室 講師
2014 年 日本獣医生命科学大学臨床獣医学部門治療学分野I 准教授
2017年 アジア獣医内科学会, 神経科専門医
2019年 日本獣医生命科学大学獣医放射線学研究室 教授
同大学院獣医生命科学研究科獣医学専攻獣医臨床神経学 教授
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