日本獣医生命科学大学卒業後、日本獣医生命科学大学大学院にて博士号取得。都内動物病院勤務、日本獣医生命科学大学付属動物医療センター助手を経て、現在は日本獣医生命科学大学獣医内科学研究室・講師。付属動物医療センターでは循環器科を担当する。日本獣医循環器学会認定医。
講師からのメッセージはこちら
・猫の心エコー検査の基礎知識を学びたい
・猫の循環器疾患の特徴的な所見や考え方および治療への繋げ方を学びたい
・総合診療医として各科のレベルアップを図りたい
・世界標準の知識をもった獣医師になりたい
・自分自身の経験に正しい知識を加えて、診断力を磨くための学習の場が欲しい
心エコー図検査は、循環器疾患の原因を知るために有用な検査です。特に高齢の犬猫では心疾患を有することが多くなる傾向にあります。
本カリキュラムでは、猫のスクリーニングとしての心エコー検査(描出と評価)に重点を置き、臨床現場で遭遇する代表的な疾患を中心に特徴的な所見や考え方、治療へとつなげる思考力を養うことを目標とします。
■講義内容
[火曜日配信] 各40~60分
【第1回】2025年 7月15日 猫の心エコー準備(装置の設定などを含む)、猫の心エコー描出と評価ポイント
【第2回】2025年 8月 5日 猫の心筋症(肥大型心筋症以外のフェノタイプも含む)
【第3回】2025年 9月16日 肺高血圧症、到達度チェック
【第4回】2025年10月 7日 先天性心疾患
【第5回】2025年11月 4日 心臓腫瘍、心膜疾患(心臓腫瘍、腹膜心膜横隔膜ヘルニア)
【第6回】2025年12月 2日 その他の心疾患(フィラリア症、感染性心内膜炎など)、到達度チェック
【第7回】2025年12月23日 症例ディスカッション【ZoomにてLIVE配信】
■第7回LIVE配信の詳細
第7回のLIVE配信では、症例ディスカッションを開催!
講師はもちろん他の受講者とディスカッションすることで、より実践的な学びが得られます。
■到達度チェックの詳細
第3回と第6回に到達度チェックをCBT(Computer Based Testing)にて実施いたします。
定期的な到達度チェックにより、着実な知識の定着が可能です。
心エコー図検査を臨床現場に活用できると循環器診療の幅がぐっと広がると思います。
また循環器疾患の除外を要するような症例でもきっと役立ちます。
BASICコースでは心エコー図検査の基本断層像、良く遭遇する心疾患(僧帽弁閉鎖不全症および肥大型心筋症)の解説をしましたが、ADVANCEコースでは近年ニーズが増えている“猫の心エコー”に重点を置いた描出と評価のポイント、肥大型心筋症以外の心筋症フェノタイプ(拘束型心筋症など)、近年話題になることの多い肺高血圧症、さらには知っておくと役立つ先天性心疾患、心臓腫瘍、心膜疾患、その他心疾患の心エコー所見を解説します。
決して珍しくて一生出会わないような心疾患ではなく、臨床現場で遭遇するかもしれない心疾患を中心に、覚えておきたい特徴的な所見や考え方、治療への繋げ方などをお話しします。心エコーを日々の診療にもっともっと活用したい先生方にとって、実践的で心エコーを好きになるような内容をお届けできたらと考えています。
- 鈴木亮平(日本獣医生命科学大学獣医内科学研究室 講師) -
修了者には、後日、修了証書を発行・贈呈いたします。
全7講座とCBTを全て受講にて本カリキュラムの修了となります。
※決済者と受講者が異なる場合は予めacademy@eduone.jpまでご連絡ください
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